槍・穂高連峰の山小屋山域別山小屋紹介

穂高岳山荘(ほたかだけさんそう)

穂高岳山荘

3,000mの石畳は、はるかな時を感じさせる。
奥穂高岳(日本第三位、3,190m)に一番近い山小屋。

  • 近隣の山奥穂高岳 前穂高岳 涸沢岳 ジャンダルム
  • 営業予定2023年:4月27日(木)〜11月4日(土)     ※売店営業のみ11月5日まで
  • 収容人数約250名(2023年は約210名の予約制)
  • TEL090-7869-0045(直通)
  • WEBhttp://www.hotakadakesanso.com/

オーナー今田恵さん

「ぜひ、太陽のロビーでくつろいでください。」

感染症対策のため、宿泊と予約方法が従来と異なります
各小屋とも定員を大きく減らしての、完全予約制となり、一部テント場を予約制とするところもあります。売店、外来食堂、診療所等が開設されない場合や、営業期間を変更することもあります。各小屋の営業内容の最新情報は、たいへんお手数をおかけしますが、各小屋の公式WEBサイトをご確認ください。

ご宿泊について
ご宿泊 1泊2食:13,500円、素泊:9,500円

連泊割引あり。 中学生以下は宿泊料金4,000円引き。 税込、トイレ利用料込。

個室料金(1室につき)12,000円/弁当1,200円 

ご予約 ● ご予約は、インターネット(PC・スマートフォン)よりWEB予約または山荘直通電話にてお願いいたします。宿泊日の前月同日AM9:00より受付いたします。
● 本年は、山小屋泊を完全予約制としております。満室の場合は、別の日程にて山行をご計画ください。
● テント泊は、当面の間、予約不要です。到着先着順で最大50張程度のため、いっぱいの場合は山小屋への素泊まりをお願いする場合があることをあらかじめご了承ください。
● ご予約・詳細は、穂高岳山荘公式WEBサイトhttps://www.hotakadakesanso.comをご覧ください。
テント泊 1名につき2,000円。水・トイレ代含む。

水は山荘前の水場をご利用ください。水代はテント代に含まれています。

山荘内の土間食堂にて休憩および自炊可能ですが、小屋宿泊者の利用を優先させていただきますので、混雑時等はお声がけさせていただく場合があります。またガス以外の燃料は屋内禁止です。

幕営数:約50張 予約は不可。当日番号数以上のテントは場所確保後に受付。場所確保不可能時は小屋宿泊をお願いすることがあります。

設備について
携帯電話
  • docomo
  • au
  • SoftBank

携帯電話は室内では繋がりにくいことがあります。
独自回線のフリーWi-Fiがロビー周辺にて利用できます。天候により調子が悪いこともあります。
携帯電話の充電が可能です(有料・200円)。

【その他】 7/28〜8/20の間、診療所(岐阜大学医学部)が開設されています。(2023年度は未定)
岐阜県警山岳警備隊が、ゴールデンウィーク、夏期、シルバーウィークの期間に常駐しています。
クレジットカードでの代金支払が可能です。また、2020年より、Suica・PASMO等の電子マネー決済およびiD、ApplePay等のタッチ決済での代金支払が可能となりました。フロントにてお申し付けください。

おすすめ・周辺の見どころ

穂高岳山荘までのアクセス

主なルート(所要時間)※無雪期・休憩含まず

★涸沢ルート 上高地〜穂高岳山荘まで約8時間30分 ※休憩時間は含みません。

上高地(かみこうち)から横尾(よこお)、涸沢(からさわ)を経由する、最も一般的なルートです。途中の各所に山小屋がありますので、体力に応じて日程を組むことが出来ます。
ザイテングラートの登りは、岩稜帯に不慣れな方だときつく感じるかもしれません。
途中で1泊するのが一般的です。

上高地〜(3時間)〜横尾〜(3時間)〜涸沢〜(ザイテングラート経由…ここから急峻な岩場です!2時間30分)〜穂高岳山荘〜(50分)〜奥穂高岳


★岳沢ルート 上高地〜穂高岳山荘まで(前穂高岳往復含む)約9時間30分 ※休憩時間は含みません。

岳沢(だけさわ)から「重太郎新道(じゅうたろうしんどう)」を通り、紀美子平(きみこだいら)・前穂高岳を経て奥穂高岳へ向かうルートです。
ダイナミックな稜線を歩き、二つの穂高の頂を踏むことが出来ます。
前穂高岳と奥穂高岳の間は吊尾根(つりおね)と呼ばれています。岩場が続くので転落事故に注意してください。
また、岳沢・重太郎新道の長く続く登り(下り)では、とくに天候の悪いときには注意を払ってください。
涸沢ルートよりも、一気に登り(下り)があり、標高が高いところでの所要時間が長くなりますので、より難易度が高いと言えます。

上高地〜(岳沢ルートははじめから割と急な山道です。2時間30分)〜岳沢〜(重太郎新道経由…ここから岩場に入っていきます。3時間)〜紀美子平【ここから、前穂高岳山頂まで往復できます。往復で50分程度】〜(稜線歩き、通称「吊尾根」です。悪天強風時は特に注意を。2時間30分)〜奥穂高岳〜(40分)〜穂高岳山荘

★このほか、「槍ヶ岳・北穂高岳方面からの縦走ルート(上級者向き)」「西穂高岳方面からの縦走ルート(エキスパート向き)」があります。詳しくは、当山小屋のWebサイトまたは、一般の登山地図・ガイドブック等をご覧ください。

※白出沢ルート(新穂高登山口から。中〜上級者向き)は、2020年の地震で崩落箇所があり、現在通行不能です。

Webサイトの登山道情報をご確認ください。

平年の登山道状況
  • 無雪期8月〜9月が登山道上の雪がほぼ消えている時期です。
  • 積雪注意期7月末前後まで、9月末以降は積雪注意期です。雪に慣れていない方は経験者とお越しください。アイゼンの持参を勧めます。
  • 積雪期7月の連休前(15日頃まで)は積雪期です。アイゼンとピッケルをお持ちください。(連休に合わせて、登山道雪渓上の雪切りを行う予定です。)

近隣の山小屋